セイカダイヤエンジン株式会社

MEMBER02

Y.M

北東北支店 サービス

入社 / 2012年4月

入社の決め手は何ですか?

自動車の整備の専門学校に在学中、就職活動で地元の修理関係の募集を見つけ、親が漁師だったこともあり、少しでも手助けが出来ればとの思いから、入社を決意しました。
他にも、ずっと地元にいるよりは、何年か地元を離れることで視野を広げることが出来ると思い、他県で仕事が出来ることも決め手の1つでした。

入社〜現在までの仕事内容

もう入社して16年が経ちますが、入社当時、自動車から船に代わることに抵抗はなく、業界については何もわからない状態でしたが、先輩につきながら多くのことを学んできました。
基本的な業務は、エンジンの修理、据付、書類(保険関係)の整理、集金など整備関係だけでなく、様々な業務を行っています。
主な仕事内容は、エンジン・周辺機器の整備になりますが、船によって機関室の広さは異なっており、広い・狭いと多種多様です。お世辞にも整った環境で仕事が出来ているとは言えませんが、整備の対象にはエンジンのみならず、関連機器の取り付けや修理も請け負っているので幅広い作業・知識を得ることが出来ます。

サービスマンとして日々気を付けていること

当たり前のことですが、「危ないことはしない」ことです。危険を予測してリスクがあるということはしないように意識しています。例えばエンジンを吊り上げている場合は、積み荷の下に入らないなどです。もし、けがをしてしまったら自分のこともそうですが、工事日程に遅れが発生したり、関係業者さんの日程にも影響を及ぼしたり、迷惑をかけることになりますから。青森の冬場は雪の影響をうけるので特に注意して作業を行っています。冬に海に落ちたら大変です。
初めはミスすることもありますが、同じ失敗を繰り返さないように失敗をもとに初心に帰ることが大切です。
他には、作業内容にミスのないように点検をすることです。少し慣れてきたくらいが一番危ないです。

きつい出来事、喜ばしい出来事
そこから学んだ、感じたこと

今は考えられないですけど、夜遅くに連絡が来ていました。大間のはえ縄漁は夕方から明け方までずっと漁をしているのでエンジンがかからないから来てくれというのが普通にありました。
漁師は船が走らないと漁に出られないため、漁師は必死になって連絡してきますし、正直行きたくないと思うこともありますが、何とかしてあげたい気持ちが勝つので行きます。
喜ばしいことは、やはり作業して「ありがとう」という言葉をもらうことです。
サービスマンが認めてもらうには行動で判断されるので、適当なことを言わず、対応出来る範囲で船主に寄り添った行動を心掛けています。
信用される前の若いころは船主さんによく馬鹿にされていましたが、親が漁師で顔見知りのお客さんが多かったせいもあり、怒られても何とか耐え頑張りました。
経験が少ないからこそお客さんに怒られるのであり、悔しくてそれを力に変えて見返すという気持ちがありました。実体験ではないですがサービスマンは負けん気が大事だと思います。

1日のスケジュール

8:30 出社
~9:00 準備 見積作成
~12:00 現場
~13:00 昼食
~16:00 現場
~17:00 帰社
~17:30 見積作成、お客様への電話対応など

移動があるため、若干の残業はある。

更なる飛躍の為に

モットーは「笑われないように努力する」こと。
お客様に自分が馬鹿にされたら後輩も馬鹿にされてしまうので、上の人間がしっかりしないといけないと思います。
昔は先輩についていくだけでしたけど、今は後輩がいますので後輩が笑われないように
力を身につけられるように導いてあげたいです。
個人的には、経験が足りないのでいろいろな経験をしたいです。
この仕事は、「はいどうぞ」ですぐ出来る仕事ではないので実務経験がものをいう仕事だと思います。
過去の不具合を覚えていて、いろんな人の意見を柔軟に聞くことが大事です。
なにしても治らないことに直面することもありますが自分の引き出しで解決できないことは、他の人のアドバイスを聞き、
その人の引き出しを活用できるかが今後の経験になっていくと思います。
また、自分の引き出しを増やして後輩が活用できたらと思います。

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