MEMBER04
K.M
福岡営業所 サービス
入社 / 2024年4月
入社の決め手は何ですか?
幼いころから機械に興味があり、ゲーム機や家電を分解して中身を覗いたり構造や仕組みを観察したりすることが好きでした。
叔父のいる実家が舶用エンジンの整備工場を営んでおり、叔父から舶用エンジンについて教えてもらったことがきっかけで興味を持ち、もっと様々なエンジン整備に携わってみたいと思い入社を決意しました。

入社~現在までの仕事内容
現在、新卒入社してから1年が過ぎ2年目に突入しました。
この1年間の仕事内容として、まずは入社後2か月間東京本社で研修を行い、仕事で必要な資格とエンジン基礎知識を習得しました。
福岡営業所配属後の基本的な仕事内容は、エンジン修理、部品の手配、書類関係(見積、作業報告書の作成、保険等の管理)などがあります。
実際にお客様の船にお邪魔して作業をしますが、船の大きさや機関室の広さはその船の仕様によって様々で、機関室が広く作業しやすい船もあれば、狭く窮屈な思いをしながら作業することもあります。
業務はエンジンのみではなく、マリンギア(減速機)、操舵機関係、発電機、その他周辺機器の販売、整備も行っていますので様々な知識を得ることができると思います。
サービスマンとして気を付けている事
整備をする際には「一つひとつ丁寧に仕事をすること」です。
分解したら分解した順番通りに組み立てる、分解中ごみや汚れが入ってはいけないところには養生などをする、部品を取り付けたりした際は締めたボルトにマーキングをする、などの基礎的なことを一つひとつしていくことが、ミスを無くすことに繋がっていくと思うからです。
それから、小まめに写真を撮る事です。
初めての経験があったときやミスしてしまった事を後から見返せるようにしておくことで、次また同じ作業をする際に助けになってくれるからです。

きつい出来事、喜ばしい出来事、そこから学んだ、感じたこと
きつい出来事は、真夏の鹿児島で故障した船を出張修理に行った際気温が高く、暑い中修理をするエンジンの横で発電機が稼働しており、機関室がサウナのような状態で作業したときです。
そのような環境でも、漁に行けず困っているのはお客様なので、早く復旧してあげるために熱中症に気を付け休憩を多くとりながら作業したこともありました。
体調を崩したり怪我をしてしまっては意味が無いので、しっかり状況を見て判断することも大事なことだと思いました。
喜ばしい出来事は、やはり自分が携わったエンジンが問題なく回って、お客様に「ありがとう」と言って頂いたときが一番だったと思います。
反対に、時には厳しい言葉を貰ってしまう事もあります。ですがその失敗も一つの経験として吸収して次に生かし経験を積んでいけば、自然とお客様に信頼してもらえるようになると思うので、何事にも諦めずどんどん挑戦することが大事と感じました。

1日のスケジュール
8:30 | 出社 |
---|---|
~9:00 | 朝礼、準備 |
~12:00 | 現場 |
〜13:00 | 昼食 |
~16:30 | 現場 |
~17:30 | 帰社 |
~17:30 | 見積もり等書類作成 |
週2・3日は2時間程度の残業あり


更なる飛躍の為に
この仕事は簡単に言えば「船のお医者さん」です。
お客様から修理依頼やエンジンの調子が悪いから見てくれと言われた時に、すぐに原因の特定と処置をしてあげなければいけません。
そのためには、たくさん実務経験を積んでより多くの技術・知識が必要になってきます。
判らないことはすぐに聞く、自分のものにできる事はどんどん取り入れてスキルを磨いていくことが大事になる仕事だと思います。
将来的には舶用整備士の取得に向けて様々なことに挑戦していきたいですね。
私はこれまで入社してからは、先輩や上司などからいろんな仕事のノウハウを教えてもらい仕事をしてきました。一人前になるためにこれからも自分から進んで行動し仕事をこなせるようになり、今後後輩に教えてあげられるようになっていきたいと思います。